しゃんぶろう通信

姫川みかげ です。ミステリやSFの感想など。

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ジム・トンプスンガイドブックとか

■扶桑社ミステリーの新刊、ジム・トンプスンの「おれの中の殺し屋」(ようするに「内なる殺人者」の新訳・改題ね)の帯に、「ジム・トンプスン ガイドブック」(仮題)が6月に発売予定との文字が。 しかし、まあ、ガイドブックですよ、ガイドブック。どうも…

「扉は閉ざされたまま」石持浅海(ノン・ノベル)★★★★☆

大森望さんが「寝る前に読みはじめたら勢いで最後まで読んでしまった」と言い、杉江松恋さんに「読んでみたらすこぶる出来が良かったので、書きかけの書評原稿の中身を別の本からすげ替えた」とまで言わせ、光原百合さんにいたっては「現時点で、私の中の『…

少年シリウスとか三浦しをんとか

■講談社から新マンガ誌「月刊少年シリウス」が創刊されましたが(→http://www.sirius.kodansha.co.jp)、なんとこの創刊号に、西尾維新の新作「トリプルプレイ助悪郎」と、あさのあつこの新作「風の館の物語」が、それぞれ80頁のミニブック(特別付録)と…

昨日読み終わった本は…。

タイトル間違い。一昨日だった…。あれですよ、あれ、石持浅海の「扉は閉ざされたまま」。いやー、これやばいっす。激烈に面白いよ〜。今日はしんどいので、感想は明日っ!!

あぶない、あぶない (^^;

ハロプロヲタのみなさん、会社の仕事を持ち帰って自宅のパソコンでする時は注意しましょう。 昨日、家で作った書類を今日会社に提出しようとして、ふと読み返したら、「ちなみに」ってところが「千奈美に」って変換されてました…(汗) あー、あぶない、あぶ…

「ソーネチカ」リュドミラ・ウリツカヤ(新潮社)★★★★

ソーネチカ (新潮クレスト・ブックス)作者: リュドミラウリツカヤ,沼野恭子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/12/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (54件) を見る 本の虫で要望のぱっとしないソーネチカは、1930年代にフ…

だいたひかるが中町信を…

おお! だいたひかるが自分のブログで、中町信の「模倣の殺意」をおすすめしてるぞ!(→http://blog.so-net.ne.jp/daita-hikaru/2005-05-10) …っていうか、中町信を読んでる芸能人って初めて見たよ…。ちなみに中町信の「模倣の殺意」はこちら。私はあまり好…

「タフの方舟」ジョージ・R・R・マーティン(ハヤカワ文庫SF)★★★★☆

タフの方舟1 禍つ星 ハヤカワ文庫SF作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/04/21メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 72回この商品を含むブログ (151件) を見る→Amazonで詳細を見るSFマガジン2…

あー、更新が止まってた… (^^;

いやー、10日も更新さぼっちゃいました…。とにかく忙しくて忙しくて、こないだなんて通勤途中、会社の近くまで行ったんだけど、胸が苦しく呼吸困難になって急遽家に帰ったりとかもしてたりなんかして (^^; 会社の健康診断受けたら、3年連続で体重が減って…

「トリック」の続編がまたしても!

じゅびさんから教えてもらったんですが、「トリック」がまたまた復活するそうです。ちなみに今回は1クールのドラマじゃなくて、単発のスペシャル版と映画だそうな。 単発のスペシャル版は年内に放映、映画第2弾は来年公開。もうむちゃくちゃ楽しみ〜!! ……

なんと「アストロ球団」ドラマ化!!

最近「エースをねらえ」とか「アタックNo.1」とか往年のスポーツマンガのドラマ化が大流行ですが、なんと週刊少年ジャンプに連載され絶大な人気だった、あの超人野球マンガ「アストロ球団」までもがドラマに!!(笑)アストロ球団 (第1巻)作者: 遠崎史朗,中…

「レインボー戦隊ロビン」のDVD購入〜!!

鈴木伸一、藤子不二雄、石ノ森章太郎、つのだじろうらが設立したスタジオゼロの企画作品。TVアニメ史上初のグループヒーロー作品! 21世紀滅亡寸前のパルタ星は、地球への侵攻を開始した。パルタ星の天才科学者ポルト博士と地球人・すみ子の間に生まれたロ…

「リピート」乾くるみ(文藝春秋)

いやー、これは面白いぞ!リピート作者: 乾くるみ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/23メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 176回この商品を含むブログ (130件) を見る→ Amazonで購入 もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたら―…

関ミス連 春の総会

2005年度の関西ミステリ連合会春の総会の案内が出てますが(→こちら)、今年は6/4(土)に同志社大学で、あの「イニシエーションラブ」でおなじみの乾くるみさんがゲストだそうな。ちょうど今、「リピート」も読んでるところだし、これはぜひ参加せねば!…と意…

「グランド・フィナーレ」阿部和重(講談社)

グランド・フィナーレ作者: 阿部和重出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 46回この商品を含むブログ (242件) を見る第132回芥川賞受賞作。うーん、世間では主人公の幼女性愛がけっこうクローズアップされてますが…

「影のオンブリア」パトリシア・A・マキリップ(ハヤカワ文庫FT)

影のオンブリア (ハヤカワFT)作者: パトリシア・A・マキリップ,井辻朱美出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/03/24メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (51件) を見る オンブリア―それは世界でいちばん古く、豊かで、美しい都。そこはまた…

GWがもうすぐ終わる〜(泣)

うーん、気が付けばGWも早や後半戦。行きたかった「SFセミナー」は家族の反対にあって結局行けませんでしたが(「GWに家族をほったらかしにして東京に〜?」ってな感じで… (^^; )、かわりに7月の「SF大会」はお許しが出たので、遅ればせながら参戦…

SFマガジン2005.5月号感想

あ〜、今月も提出が1週間も遅れてしまった…。というわけで、SFマガジン2005.5月号の感想をば。今月はニール・ゲイマンとリズ・ウィリアムズだけだなぁ…。 特集「ニュー・ウィアード・エイジ − 英国SFの新潮流」 他の人も書いてるように、この「ニュー・…

「蒲公英草紙」と東野圭吾全文庫リストと舞城ネタ

なんと、もう5月じゃないですか…。 SFセミナー参加も家族会議で却下されちゃったし(やっぱりGWのど真ん中に家族ほっぽって東京に行くのは無理だった…(泣))、おとなしく部屋の片づけでもしてようっと。モー娘。の第7期新メンバーも決まったことだし……