しゃんぶろう通信

姫川みかげ です。ミステリやSFの感想など。

「蒲公英草紙」と東野圭吾全文庫リストと舞城ネタ

なんと、もう5月じゃないですか…。
SFセミナー参加も家族会議で却下されちゃったし(やっぱりGWのど真ん中に家族ほっぽって東京に行くのは無理だった…(泣))、おとなしく部屋の片づけでもしてようっと。モー娘。の第7期新メンバーも決まったことだし…(関係ないか)。


■ああ、思い起こせば今を去ること5年前、2000年に集英社の「青春と読書」に連載され、その後、何度か「単行本が出る」という噂に惑わされ続けて早や5年…。
気がつけば、シリーズ第3弾の「エンド・ゲーム」(オセロゲームの続編ね)の連載も「小説すばる」で始まっちゃって「一体どうなってんねん!」といらいらしまくってた、恩田陸の最高傑作「光の帝国」の続編、

「蒲公英草紙 常野物語2」がいよいよ出るみたいです!!

(詳しくはこちら→bk1

発売は2005年5月下旬だから、もうすぐなんだけど、うーん、今度こそガセでないことを祈ろう…。まあ、bk1で紹介されてるから大丈夫だと思うんだけど。椎さん、情報ありがとうございます (^^)


■「IN★POCKET」4月号(最新号)に、東野圭吾の全文庫リストが載ってます。今、ひそかに「東野圭吾の文庫作品をデビュー作の「放課後」から順番に読んでいく計画」なんてものを画策してるんですが…。いや、計画倒れになりそうですが…。

ちなみにこの「IN★POCKET」4月号、舞城王太郎が「<密室本>から3年。」と題した見開きイラストを描いてます。ちなみにここに書いてあったセリフで一番気に入ったものは、

「なんか結局書いてない人もいるみたいですけど…?」

いやー、言っちゃいましたね、舞城君 (^^;


舞城王太郎と言えば、新潮文庫今月の新刊、三島賞受賞の「阿修羅ガール」文庫版には、単行本に収録されてなかった「川を泳いで渡る蛇」(三島賞受賞記念で書かれた短編みたい)が収録されてるみたい。

阿修羅ガール (新潮文庫)

阿修羅ガール (新潮文庫)

うーん、最近、文庫化の際に短編追加って多いねー。五條瑛の「プラチナ・ビーズ」とか「スリー・アゲーツ」とか、あさのあつこの「バッテリーⅢ」とか、梨木香歩の「西の魔女が死んだ」とか…。ああ、また文庫も買わなきゃ…(泣)