しゃんぶろう通信

姫川みかげ です。ミステリやSFの感想など。

映画

2008年に観た邦画ベスト5

さてさて、小説のベスト5の次は映画。2008年に観た映画は洋画、邦画合わせて22本。 このうち、劇場で観た邦画ベスト5は次のとおり(洋画はそんなに観てないのでパス…)。 1.「おくりびと」 →感想 2.「ALWAYS 続・三丁目の夕日」 3.「百万円と苦虫女…

「トウキョウソナタ」

http://tokyosonata.com/index.html 高槻の映画館でまだやってたので12/20に慌てて観てきました。あー、もう少しでまた前売券無駄にするところだった…(^^; 表面的にはごくふつうの家庭が、ふとしたことから瓦解していく恐ろしさ。リストラされた(でも父親と…

「パコと魔法の絵本」

http://www.paco-magic.com/index.html 「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督の新作は、後藤ひろひとの名作、舞台「MIDSUMMER CAROL がま王子vsザリガニ魔神」の映画化。私、この芝居が心底大好きなので(今年観た芝居の第2位。も…

「アイアンマン」

http://www.sonypictures.jp/movies/ironman/堺さんは「今年のアメリカ映画は「ダークナイト」と「アイアンマン」がベスト」って言ってたけど、両方観てその意見に納得。完成度と深みでは「ダークナイト」に軍配が上がるけど、プレイボーイの天才社長が超絶…

「おくりびと」

http://www.okuribito.jp/statics/introduction.html静かな、でも内に熱い想いを秘めた作品。納棺師を演じる本木雅弘が素晴らしい。本木雅弘も、妻役の広末涼子も、社長の山崎努も、自分の想いや本当の気持ちをセリフで語るのではなく、小さなエピソードの積…

「純喫茶磯辺」

http://www.isobe-movie.com/ (エントランスをクリックすると予告編が見れます) 8年前に妻が家を出て以来、高校生の一人娘と暮らす水道工員の磯辺裕次郎(宮迫博之)。父親が急死して多額の遺産を手にした彼は突如喫茶店経営を思いつき、無計画にも“純喫茶…

「百万円と苦虫女」

http://www.nigamushi.com/短大卒業後バイト生活に明け暮れる鈴子は、友人とのルームシェアをめぐる事件に巻き込まれ、家族のもとを離れ放浪の生活を送る破目になる。100万円溜まるたびに職を変え、別の土地に移り住む、人付き合いが苦手な鈴子。そんな彼女…

「神様のパズル」

http://www.kami-puzzle.com/ご存知、機本伸司の小松左京賞受賞作が原作。私は小説を読んでないので、てっきり「大学生らが自分たちの手で宇宙をつくろうと大騒動するコミカルでライトな青春SF」って先入観持ってたんだけど(「サマータイムマシン・ブルー…

「アフタースクール」

http://www.after-school.jp/index.html 融通のきかない真面目な中学教師・神野良太郎(大泉洋)の元に、 怪しい探偵・北沢雅之(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。 北沢は突如、行方不明となった神野の幼なじみ木村一樹(堺雅人)の行方を追っていた。 図らずも木村探しに巻…

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

http://www.goldencompassmovie.com/?&lang=japanese&start=homeうーん、確かによく出来てて楽しめたんだけど、原作にむちゃくちゃ感動した私としては、ちょっとあっさりしすぎてたような気が…。原作では、ダイモンとの決して分かつことの出来ない深い絆が細…

2007 朝日ベストテン映画祭 授賞式&トークショー

「2007 朝日ベストテン映画祭 授賞式&トークショー」を観に、中之島のリサイタルホールに行ってきました。映画「ゆれる」の上映前に40分近くもあって、大変満足のいく内容でした。よく考えたら、授賞式なるものに行くのは生まれて初めてかも。 朝日ベストテ…

ヤン・シュヴァンクマイエルの「アリス」が出てた!

ヤン・シュヴァンクマイエル アリス [DVD]出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2005/02/23メディア: DVD購入: 6人 クリック: 305回この商品を含むブログ (184件) を見る昨日、偶然タワーレコードで発見して狂喜乱舞しましたことですよ! 何がって、ヤン…

休んでる間に読んだ本と観た映画

読んだ本は、アルフレッド・ベスター「願い星、叶い星」、ロバート・J・ソウヤー「ホミニッド」、沼田まほかる「九月が永遠に続けば」の3冊。観た映画は、村上春樹原作、イッセー尾形&宮沢りえ主演の「トニー滝谷」。これらの感想は、あすからぼちぼち書…