「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」
「サマータイムマシンブルース」みたいに、SFファンにもツボなタイムパラドックスネタを期待しちゃダメ。SF的な要素は設定というか素材にすぎず(まあ、洗濯機型のタイムマシンはなかなか発想がいけてるけど(笑))、この映画の主眼はあくまで「バブルの時代と今とのギャップを笑いのめす」ってことと「親子愛」なんですよね〜 まあ、そんなにすごいって映画じゃないけど、さすがホイチョイが作ってるだけあって、エンターテインメントとしてしっかり楽しませてもらいました。
バブル絶頂期にタイムスリップしたあとは私らの世代だからこそわかる小ネタのオンパレードなんだけど、私個人としてツボだったのは「鉄骨娘」「森永LOVE」「白いモルツ」あたりかな? 私のうしろの方の席に陣取ってやたらうるさかった女子小学生5人組にはこのへん全然わかるまい、ふふん。
しかしヒロスエってどんなにスキャンダル起こそうが、週刊誌で叩かれようが、さりげなくテレビドラマや映画にいい役で出続けてるんですよね、不思議、不思議。これってやっぱり、同じタイプの女優が他に一人もいないからかな?
でも、こんな大きな娘がいる役って、いくらなんでも薬師丸ひろ子に失礼では…(笑)