しゃんぶろう通信

姫川みかげ です。ミステリやSFの感想など。

そろそろ正しい直木賞予想といきましょうか(笑)


第138回直木賞候補詳細→http://homepage1.nifty.com/naokiaward/kenkyu/toku138.htm


第138回直木賞の予想があちこちに書かれてて、それがまたどれもこれも「桜庭一樹、鉄板!間違いなし!」てな論調ばかりなわけですが、そろそろ私が正しい直木賞予想をいたしましょう(笑)


ない! 絶対ないってば、桜庭一樹は!!


いや、「私の男」がダメだって言ってるんじゃないですよ。そもそも読んでないし。

そうじゃなくて!

う〜ん、みんな学習能力なさすぎ。そろそろ現実を見なくちゃ。直木賞って「受賞間違いなし」って作品は受賞しないってことを(^^;


だって、ここ数年、何度期待を裏切られてきてます? 期待通り受賞したのって、東野圭吾の「容疑者xの献身」の時くらいでしょ?
直木賞選考委員の先生方って、ある意味、今の日本でもっとも「KY」な人の集団なんですから(笑)、世評とか周囲の期待とかの空気なんて読めっこありませんって…。


今回の桜庭一樹の場合、文藝春秋だから「ひょっとして…」という部分もありますが、テーマがテーマだけに受賞には到らないと私は思いますわ…。


じゃあ私の予想は…というと、前回、大ベテランの北村薫を落として総スカンを喰った反省(…というか「これはまずかったかも…」という後悔?)から、今回は「ええ? 今さら直木賞候補ぉ〜?」って話題のベテラン2人、黒川博行佐々木譲のいずれかが、周囲の予想や期待をことごとく無視して受賞すると見た!!(ほんとか?)

(どっちかといえば「さすが先見性あるぞ、直木賞(笑)」と笑わせてくれそうな佐々木譲の受賞を希望(^^; 角川の黒川さんよりも、新潮社の方が可能性高いし。)


まあ、今まで毎回毎回驚かされてきた経験から予想するなら、案外、井上荒野とかきてもおかしくないんですが(ははは…)。


さてさて、結果発表は16日ですが、どうなりますことやら。
ちなみに、桜庭一樹が受賞した場合、この日記は自動削除される設定となってますのであしからず(笑)