2008年に読んだ本ベスト5
さて、2008年に読んだ本は75冊。うち小説が50冊、小説以外が25冊。
忙しい毎日、基本的に通勤時間のみの読書としてはまずまずかな。でも、この何倍も買ってるから積読率が…。
でもって、2008年に読んだ本ベスト5は次のとおり。
1.「贖罪」イアン・マキューアン(新潮文庫)
2.「氷」アンナ・カヴァン(サンリオSF文庫) →感想
3.「オン・ザ・ロード」ジャック・ケルアック(河出書房新社) →感想
4.「黄色い雨」フリオ・リャマサーレス(ヴィレッジブックス) →感想
5.「密会」ウィリアム・トレヴァー(新潮クレスト・ブックス) →感想
次点「石のハート」レナーテ・ドレスタイン(新潮クレスト・ブックス) →感想
…とてもSF&ミステリ読みとは思えない結果だ(苦笑)
やはり去年読んだ中では「贖罪」が断トツでしたね。ラスト間際、それまでの物語世界が一瞬で崩壊し、その後に襲いかかる深い絶望と哀しみの凄まじさたるや…。オールタイムベスト級の傑作でした。
今年もSFやミステリを読みつつも、嗜好は世界文学寄りの読書となりそうです。